肉とおばさんと少年と。

土曜日はね、なんもなかった。晩ごはん買いにモスとケンタッキーに行っただけ。
なので、日曜日のことを。

6月3日(日)

この日は、おかんの友達(中学校の同級生だから、かれこれ40年以上前からの)
が来てバーベキューをするというので、それに参加しました。だんなさんと。
いやーまーすごいすごい。このおばさまたち!呑むは、喰うわ、喋るわ…。
うちら夫婦は、肉もおにぎりも野菜もデザート(スイカ)も食べて
することもなくなったので、おとんの相手をしていたのですが、
彼女たちは止まらない。
   
で、おとんの相手も飽きてきたあたしたちは、近所の公園に
バトミントンをしに行くことにしました。
バトミントンちゅうても、道具は生協で昔買ってもらったおもちゃのやつ。
それでも久々のバトミントンは、ものすごく楽しかった。
夫婦で屋外スポーツをしたのは、初めてじゃなかろうか。
  
そろそろ帰ろうかなぁ、という空気が流れてきたとき
ひとりの小太りの少年(小5くらい)が声をかけてきました。
  
「ちょっとさせてもらえませんか…?」
  
このくらいの年の子どもに普段接しないので、とまどいながらも
「…お、う、うん。いいよ?」
と、答えました。
  
まずは、あたしが相手になったのですが、
ラリーが続かない。
そのうち、しびれを切らした少年は、
「あの人としたい。」
と、だんなさん(少年のボールでリフティングをしていた)を指差しました。
  
(へーへー、あたしじゃご不満ですかーそうですかー)
と思いましたが、あくまでオトナな私は、おとなしくだんなさんとかわりました。
  
だんなさん曰く、少年は学校でバトミントンクラブに入ってるそうだ。
(いつ話したんだ?)
10分くらいだんなさんと遊んだあと少年は
「つえー!」
「つかれた…」
と言い残し帰って行きました。
  
だんなさん的には、「つえー!」と言われたことがすごく嬉しかったようです。
  
うちらも家に戻ったのですが、おばさまたちは、まーだ飲み食いしてました。
結局、昼の2時から夜の7時半まで、食べて呑んで喋り続けてたそうです。
元気だなぁ。
  
まぁ、そんなわけで、60歳近いおじさんおばさんと10歳くらいのボーズ、と
トシがひらいた人たちとふれあった一日でした。めったにない変な日曜日。
  

火の番をするおとん。
ぽつねーん、と。